どっぴーかんな晴天なれど

5月最後の日曜日は快晴の予報。先週のビッグデイニュースに釣られたか、20名と沢山のクラブ員が集まりました。前日の土曜日に、有村さん、神戸さん、木下さんが半日かけてトーストウインチのセルモータギヤの噛み合い調整をやってくれたおかげで朝の点検時にはエンジン始動も問題なし。それではと複座は先週復帰したばかりのブラニクに加えて、重量的にトーストウインチでしか曳航できないデュオディスカスも参戦。本日予定していた竹腰さんの特定技能審査もデュオを無事に行えました。
スタートは朝一番から1号ウインチへ曳航索の補充作業もあって、10時半過ぎになりましたが、佐々木教官が乗ったブラニクのテストフライトから18分と滞空モード。錘代わりに搭乗したのは先週入会されて、今日は滑空場に朝一番に到着して気合十分の河野さん。河野さんはその後20分、8分と3発のフライトでした。

 

2番手には早速竹腰さんの技能審査フライト。続いていつもは整備に没頭の畑野さんがLS6でいきなり43分の滞空ポイントゲットと続きます。

 

この調子で今日も先週に続いてビッグデイになるかと思いましたが、いかんせん高気圧真っただ中で終日雲も湧かない状況。サーマルは結構まばらで天井は抑えられていて、その後上がれた人は限られていました。

 

そんな中、デイリートップは久しぶり参加の塚本さんがLS6で1時間23分。お次は、私(中村)がこれまた先週入会の大学生、柳澤君を乗せたブラニクで1時間1分。しかし無帽水無しの準備不足での搭乗で、後半はバテさせてしまいました。急に暑くなったとはいえ、これからのフライトはしっかり耐暑対策が必要と反省しきりです。

 

さて、今日は岐阜支部の佐藤峰さんがこの日は岐阜基地の都合で飛べないとのことで、教え子の娘さんで岐阜支部入会予定の大学生、永井文楓さんを連れて飛びに来られました。佐藤さんはデュオで45分、彼女にも20分の滞空を含めてブラニクで2発飛んでもらいました。

 

佐藤さんは山で採って来たばかりのタケノコ(姫竹)をお土産に冷やして持参されたので、早速味噌をつけて皆でおいしく頂きました。

 

そうこうする内、3時前には1号ウインチが落下した曳航索の束を巻き込んでしまい使用不可となり、4時前には風も南に変わって来て撤収も考えましたが、5月のフライト最終時刻は5時半ですので頑張って複座だけピスト交換、ぎりぎりまで粘って6発追加の合計25発、8時間49分で終了しました。

 

しかし、折角調整してもらったトーストウインチはまたもやセルモータギヤの噛み合い不良で継続使用が危ぶまれる状態となり、1号ウインチは今回傷んだガイドの修理に時間がかかるといったピンチです。梅雨に入る前のベストシーズンに沢山飛んでおきたいので、何とか今度の土曜日に修理できると良いのですが・・・
滑走路の草の伸び方も凄いので、草刈り含めて参加される方を求めています。

(中)