暖かく穏やか~な初冬の空
目が覚めた日の出前はこの時期らしい寒さでしたけれど、滑空場に付いて日が射すようになると意外なほどに暖かく、滞空もできるかなと期待して24名が集まりました。グライダーの組み立て準備と並行して伸び放題になっていた滑走路南端の笹を伐採する作業も開始・・・したのですがこれがトンデモ無い重労働。刈払い機を使っても、草と違ってその場が開ける気配は無く、途中で太い木ものこぎりで切り倒さなくてはいけなかったりともう開拓民か屯田兵にでもなった気分。下草用の刃では埒があかないというコトで、ホムセンで笹用の刃を急遽購入して、来週以降も作業継続となりましたが、多少は伐採もできて、着陸時の安全性を上げる事ができています。
10時過ぎからフライト開始となりましたが、やはり空域のそこかしこに小さ目ではありますが上昇気流も発生している様子。2,000フィートと高度はそんなになくても滞空して日差しを受けて輝く三河湾や冬本番を迎えつつある岡崎市の街並みを眺める事ができました。
時間帯によっては用意したグライダー全3機が滞空してしまい、地上はポカポカ陽気のせいもあって、まったりモード。密を避けつつ、穏やか~にしばし休息の昼下がりとなっています。
終日好天と穏やかな風のおかげで練習フライトにはピッタリ。入会したての大宮さんも中村教官と一緒に練習機ブラニクで初冬の空へ。他にも見学の方が複数お越しになったり、体験飛行から入会を決めてくださった方もいたりと、賑やかな一日を滑空場で過ごす事ができました。
また格納庫では機体整備によるASK23の定期整備も進行中。スケジュール通り月後半には耐空検査を受けられそうです。整備部の皆さん、本日もお疲れ様でした。
(渡)