留守番フライトその1

この週末から久しぶりに飛騨エアパークでのグライダー合宿が再開。まずは5名がデュオ・ディスカスと共に現地へ向かいました。岡崎滑空場でも活動しようと参加者を募ったところ計15名が集まり、意外にも賑やかな状態で留守番フライト開始となりました。

 

早朝から曇天だったで好条件は全く期待せず、「今日は離着陸と場周飛行の練習日よりかな~」などと思いながらいざ上がってみると、あら、サーマルが出ています。ASK23搭乗の私(ナベ)はそんなに高度は獲得できず、1,600フィートで頭打ちになるも、同時間帯にディスカスで飛んでいた小波津さんは高度も時間もさらに上。他のメンバーもライセンシーの単座を中心に滞空フライトが数発と、なかなか好成績。ただサーマル発生のエリアが南東から北西、ちょうど岡崎グライダー空域の端を通るラインのみで、空域の東へ距離を延ばせたのは本日最長53分の石川さんだけだったようです。

 

練習フライトの方も穏やかな気流のおかげもあって捗った模様。単座技量のある若尾さん堀田さんもそれぞれASK23で飛んで、指定養成再開に向けて技量向上にぬかりなし。他の練習生の皆さんもほとんど2発ずつか滞空フライトでしっかり練習をする事ができました。

 

参加人数が多めなのと、曳航索を1本ずつ展開させる都合が巧くかみ合って、思いの他落ち着いた状態で1日運航を進められて、全22発。30分以上の滞空はうち5発となかなかに充実した留守番フライト1日目になりました。

 

(渡)