静かな滑走路

COVID-19の感染拡大を防ぐべく、皆が力を合わせて過ごしている最中。グライダーも暫し翼を畳んでお休み中。そんな中ではありますが、滑空場のある河川敷の状態を見に行って来ました。特に大きな損傷も不法投棄も無く、見た目は平和ないつもの矢作川河川敷です。

 

前日に霰混じりの豪雨が降ったせいか、滑走路の端は湖状態。深さもそこそこあるので、土を入れて埋めるなりしないとなぁとは思います。

 

50年近くグライダーが離着陸を繰り返した滑走帯はしっかりと踏み固められているおかげかいつでも使用可能な状態。

 

ですが、軸線を一歩外せば春の息吹を感じた草がどんどこのび始めています。このまま放っておくとあっという間に草原になってしまうので、一日でも早いコロナの事態終息とフライト活動再開を願うばかりです。

 

格納庫のドアもしっかりと閉じられて、時間が止まってしまったような風景。明るい日差しが余計に飛べない寂しさを募らせてくれますが、ここに戻って来られる日は必ず来ますから、その時までに、準備だけは怠らないようにしたいものです。それには何よりもまず皆が健康体でいられる事が大事。手洗い、うがい、咳エチケット。密を避けてと、できる事をしっかりして、日々を過ごしましょう。

 

(渡)